最近、プライベートな話ばかりで肝心の畳の話題から遠のいてましたちょっと反省し、今回は久しぶりに親方にフォーカス!
作業場をのぞくと、いつになく神妙な面持ちの親方「ちょっと、これみてくれ」と言って見せてくれたのは今では貴重な国産の琉球表
最近では縁のない畳のことを一般的に「琉球畳」と言ったりしますが本当は畳表自体が異なっていて、通常の「イ草表」ではなく「七島イ」で織られた「琉球表」を使用した畳のことなんですねイ草は丸い筒状ですが、七島イは平べったく、ゴツゴツとした肌触りで、強度があります
畳表にこだわるお客さまは、やはり畳床にもこだわりがあり
国産藁を使用したオール藁床、裏面まで天然シュロ仕上げ
親方はそれをさらにしっかりと縫い固め
角には板やイ草を縫い留め、より頑丈で美しい床にします
良い材料、お客さまのこだわりに敬意を示し見えないところにこそ、より真剣に取り組むのが親方の流儀、のようです私にはない、親方の職人魂に、ただただ感服するばかり
「親方、カッコイーーッ!」…って、ちょっとアゲすぎました(笑)