東長崎で3代続く畳店 小さなカフェ不定期営業中
by kawara-tatami
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2018年 06月 21日
たっぷり雨が降ったあとは 植物がイキイキと力強く映りますね
憂鬱な長雨も、必要な天の恵み 嫌だ嫌だ、と文句ばっかりじゃダメですね 店先の多肉植物も こんな狭い場所でニョッキニョキ、ちゃんと生きてる すごいなぁ、たくましいなぁ 数週前、身内の問題で ソーシャルワーカーさんと話す機会がありました 問題は単純ではなくて 解決策も見えない状況で…
親はいくつになっても 子供が苦しんで、追い込まれていたら できるだけの事をしてやりたい なんとか助けたい、と思うもの
そんな親の思いを静かに聞いた後 ソーシャルワーカーさんが言いました
「 追いつめられていいんじゃないですか?」
え? 鳩が豆鉄砲くらったような顔の一同に ソーシャルワーカーさんはこう続けました
追いつめられた時に、必死に考えること もがきながら、自力で乗り越えること それ無しに子供は大人には成長できない
追い込まれる前に助けてしまうと そのチャンスを奪うことになる、と
その言葉は、私にとっても痛い豆鉄砲でした 大切なもの、愛しいものには いつも幸せでいて欲しい 苦しむ姿は見たくないから 親は守りたくて、ついつい 手や口を出しすぎてしまいがち
小さい子供は別として 自分で考え、行動できる年齢になれば 親ができる事はあまりにも少なくて…
「じゃあ、どうしたらいいんでしょうか?」 と言う親の悲痛な問いかけに ソーシャルワーカーさんは言いました
「基本、放ったらかし、が一番です」
また豆鉄砲くらったら一同
子供も社会に出れば一人の大人 親も身内も第三者であり 生き方に口出ししてはいけない
アイタタタ…って感じでした
うちの子供たちもふたり成人 末娘も間もなく社会人
すでに口や手を出す時期は過ぎている 親としても第二の成長の時期なんですね
子供を信じること 失敗や挫折をしても 自力で乗り越えると… 雨の後に草木が伸びるように 太陽の光に新芽が出るように
自然の中で耐えながら 自然の恵みを受けながら それぞれが自力で生きていく
私も親として 大人として まだまだ伸びるぞ、と気合いの入る 雨上がりの夏至の夜なのでした
by kawara-tatami
| 2018-06-21 20:29
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